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CGアニメーター向けすぐに使えるメモ35(あごと唇の関係)

こんにちわ、海外でCGアニメーターをやっている若杉(@ryowaks)です。

口のアニメーションをもっとリアルに作れるようになりたい

という人の為に、口のアニメーション、特にあごと唇と歯のアニメーションについて普段から気をつけていることをまとめてみます。口は意外と複雑です。シンプルな動きであればあごの上下だけで事足りますが、精確な感情表現や体の仕組みをしっかりと作り込むには、あごと唇の関係性をしっかりと抑えておくことが大切だと思います。また口のそれぞれのパーツの関係性として、歯がどれくらい見えているのか?というのも、口がどれくらい開いているのか印象を決める決めてになるので、気をつけるようにしましょう。

口を開ける動きの基本

ひとえに「口を開ける」という動きを作るときでも、実は口の動きは大きく分けて、①顎を下げる動き②唇の上げ・下げの動きに分ける事が出来ます。顎はそのまま下に下がる動きで、唇に関しては、上唇と下唇でそれぞれ上下に動きます。
例えば、口を開けて笑うようなポーズの場合は、

MEMO
口の動きは大きく分けて、顎が動く動きと唇を上げる・下げるの組み合わせになります。

唇の上下の動きと顎の動きの関係

唇の上下の動きは顎と口角の上下の動きに影響されます。口角が上がっているか下がっているかで、唇全体の上下の位置も決まってきます。

A、口角が上がるとそれにひっぱられて上唇も上がります。

注意
唇は、当たり前ですが、中心部分と口角の部分で繋がっているので、広角は上がるけど、唇の中心部分は下がるという動きは出来ません。必ず一緒に動かすようにしましょう。

ちなみにこの広角を上げた笑顔のポーズのように、顎自体は下がっていないけど、上下の唇がそれぞれ上下に動くことで口を開ける事が出来ます。このように顎の動きと唇の動きをしっかり区別することが大事です。

B、顎を下げて口角が下がると、それにひっぱられて上唇も上がります。

注意

基本的には、顎の動きに合わせて唇全体も顎の動きの方向に引っ張られます。(顎を下に動かしたら、唇も全体的に下へ)ただし、例外的に、口を大きく開いて、叫んだり、笑ったり、噛み付くような口の形を作る時には、顎が下に動いても上唇は上に開きます。

さっきのポーズと比べて、上唇が上がるだけで一気に叫んでるような印象の表情になりましたよね!

ちなみに、上唇が上がっているか下がっているか?は歯が見えているかどうかで判断出来ます。逆に言うと、歯が見えていると上唇を上げているように見えてしまうので、意図していない場合は気をつけましょう。

 

  • 歯が見えている=上唇が上がっている
  • 歯が見えない=上唇が下がっている(自然な形)

この、あごと唇の関係については、「体のつながり」という記事も参考にしてもらえるといいかなと思います。

CGアニメーター向けすぐに使えるメモ13(体のつながり)

読んでいただきまして、ありがとうございました!少しでもお役に立てていたらシェアしてもらえると嬉しいです!

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