アニメーションエイドってなんですか?

これだけで完璧! 歩きのアニメーションの基礎

こんにちわ、海外でCGアニメーターをやっている若杉(@ryowaks)です。

人間の歩きのアニメーションを違和感なく自然に作りたい

という人の為に、今回は歩きのアニメーション、ウォークサイクルについて書いてみます。歩きのアニメーションはしっかり作るのは実はとても難しいです。なぜかというと、普段から人が一番見慣れている動作なので、少しでもなにかが違うと違和感を見つけやすいという理由があります。また、人間の動きの基礎中の基礎なので色々な場面で必要になってきます。逆に言うと、ウォークサイクルさえきっちり出来たら体重移動やサイドステップなどほとんどの場面で応用が利きます。

今回は、大事なポイントをそれぞれの5つのトピック、5ページにまとめて書いてみようと思います。

歩きのポイント1「コンタクトと重心について」

1ページ目は、歩きや体重移動で一番大事なコンタクトと重心について話します。

歩きの基本ポーズ

まずは、歩きの基本となるポーズはどのようなものがあるかを抑えておきましょう。基本となるポーズは全部で4つです。

  • コンタクト
  • ダウン
  • パッシング
  • アップ

とりあえずは、この4つのポーズがあることだけここでは抑えておきましょう。

ただ闇雲にこのポーズを真似しても、リグによって体格やデザインが変わってくるので、上手く作るのは難しいですよね。ここから、どんなキャラクターでも応用出来るように、それぞれのポーズで抑えておいた方がいい大事なポイントを3つ書いていきます。

①コンタクトで足をまっすぐに

コンタクトポーズに関しては以前記事を書いたので、そちらも参考にしてみてください。

CGアニメーター向け すぐに使えるメモ3(コンタクトポーズ)

簡単にコンタクトについておさらいすると、コンタクトというのは力が入る直前のポーズです。つまりまだ力が入っていないということです。この場合の力が入るというのは、足に体重が乗るということです。足に体重が乗ると膝が曲がります。つまり、コンタクトは足に体重が乗る直前なので、逆に足を伸ばすようにしてください。が曲がってしまうと、視覚的にもうすでに体重が乗っているという情報を与えてしまうことになります。

 

②腰のアップダウンの動き

腰のアップダウンの動きは初心者が一番間違えやすいポイントです。多くの人がコンタクトで腰を下げてしまうのですが、先程のコンタクトの話をおさらいすると、コンタクトではまだ足に体重が乗っていないので下げてはいけません。コンタクトは腰は”下がりかけ”くらいにしておきます。そして、アップとダウンはそれぞれ一番高く・低くという流れにすると自然な腰の上下の動きが作れます。

 

③コンタクトとダウンの2ポーズで重さを出す

コンタクト→ダウンというポーズの流れの中で足に体重が乗ったような感じが出るように、このふたつのポーズを調整しましょう。この2つのポーズは歩きの中で最も大事なので、しっかりと体重が乗った感じが出るまで特に気をつけてポーズをつけましょう。2つのポーズを行ったり来たり前後で動かしてしっくり来るまで調整しましょう。下の2つのポーズの繰り返しを見て、コンタクトからダウンへの変化で体重が乗ったように見えるのがわかるでしょうか?ポイントは腰の下がり具合と、膝の曲がり具合です。


次のページで今度は腰の左右の動きについて解説してきます。

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