こんにちわ、海外でCGアニメーターをやっている若杉(@ryowaks)です。
今回はMayaで使えるとても便利な機能を解説します。グラフエディターで使えるとても便利なスクリプトです。以前フレームを入れたり抜いたりするスクリプトを紹介した時にも、クラスで必ず聞かれると書いたのですが、このスクリプトもクラスでデモを見せると必ずと言っていいほど、”そのスクリプトなんですか?”と聞かれますね。笑
僕は結構たくさんスクリプトやショートカットを入れていて普段使いしているのですが、このスクリプトはその中でも特に必須と言っていいくらい使用頻度高いです。
ちなみにMayaのスクリプトの入れ方が分からないという人は、スクリプトの入れ方を説明した記事があるので、そちらを参考にして貰えるとスクリプトのダウンロードからMayaへの導入まで分かるかなと思います。
①Push&Pull 説明
最初に紹介するスクリプトはPush&Pullというスクリプトです。Aaron Koresselというアニメーターの方がウェブサイトに公開しているスクリプトです。どんな事が出来るようになるかというと、グラフエディターでのカーブを大きくしたり、小さくしたりすることが出来ます。
こんな感じです。
①Push&Pull 入れ方
ウェブサイトに行ったらココからスクリプトをダウンロード出来ます。
また繰り返しになりますが、Mayaのスクリプトの入れ方が分からないという人は、スクリプトの入れ方を説明した記事があるので、このページからスクリプトをダウンロードしたら、その後の導入方法はこの記事を参考にしてもらえると分かると思います。
ただし、スクリプトの導入に関してひとつだけ、普通とは違う部分があります。
それは、このスクリプトは2つでワンセットのスクリプトということです。Push(カーブを拡大)と、Pull(カーブを縮小)と2つの機能があるので、一つのスクリプトなのですが、PushとPullの別々でショートカットを当てはめないといけないということです。
なので、PushとPullはそれぞれ、以下のスクリプトで登録すると使えるようになります。
ackPushPull "push";
ackPushPull "pull";
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