海外の映画スタジオでCGアニメーターをやっている若杉です。今回はCGアニメーターにとって必須のツール、コンストレインについて初心者でも基礎からわかるように動画で解説してみました。
CGアニメーションの仕事はあまりソフトやツールに依存しない仕事で、ツールの使いこなせ具合が必ずしもアニメーションのクオリティには結びつかないと思います。それでも、やはり、上手にコンストレインを組めるとアニメーションの仕事がより効率的になって、もっともっとアイディア出しなどクリエティブな部分に時間を使えるようになります。
基礎とはいえ、よりすぐに使える実践的な内容にしてあるので、アニメーションを始めたばかりの人だけでなく、知っているけどあまり使いこなしてる自信が無い方にも、見て貰えると嬉しいです。
①コンストレインってなに? (動画 8分10秒)
コンストレイン
コンストレインとは、”Aを動かしたら、Bも一緒に動く” など、複数のものに繋がりを作ることを言います。キャラクターが何かを手に持っていたり、何か別なものに触れている時などに便利です。
Maintain Offset
Maintain Offsetをオンにしておくことで、”動かされるほう”の物がその場所の位置を維持したままコンストレインすることが出来ます。
②コンストレインの種類ついて (動画 4分38秒)
③コンストレインしながらアニメーションをつける方法 (動画 7分13秒)
コンストレインとキー
既にコンストレインの作られたものの”動かされるほう”はキーを打ってアニメーションすることは出来ません。
グループについて
ひとつのものの中に何かを入れる事をグループ化といいます。 この場合は、Aのグループの中にBCDEが入ってる。という事になります。
④おまけ 支点とは? (動画 4分09秒)
支点
ピボットとも言いますが、特に回転で、回転運動の中心となる点の事をいいます。 ここではグループを作ることでこの支点を変えることが出来るという話をしています。
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