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CGアニメーター向けすぐに使えるメモ53(シルエットのコツ)

海外の映画スタジオでCGアニメーターをやっている若杉です。

キャラクターのシルエットを考える時のポイントにについて知りたい

という人の為に、今回はシルエットについて普段から気を付けているポイントについて解説していきたいと思います。シルエットというのは、ポーズを作るうえで色々な部分で話されていると思います。わかりやすくて見やすいシルエットを作る事はアニメーションの基礎中の基礎と言えると思います。ただし、その見やすいシルエットを作る時にシルエットに対する考え方やアプローチに関して、具体的な考え方はあまり見たことがなかったのとちょうどクラスでいい例を見せてもらったので、記事にしてみようと思いました。個人的にはシルエットを考える時には、2つの目的のパターンがあると思っています。

 

①シルエットでポーズを見せる目的

 

このポーズのポイントは、右手の開き具合や、腰に手を当てたり足の角度で、女の子らしさを表現している点だと思います。つまり、これらのポーズのポイントはシルエットでしっかりと表現しないといけないポイントなので、この場合は、シルエットを使ってポーズの主旨を見せる事がシルエットの目的になっていると言えると思います。→①シルエットでポーズを見せる目的

②見ている人に違和感を与えない目的

見ている人に違和感を与えない目的とは何でしょうか?別の言い方をすると、見ている人に誤解を与えないようなシルエット作りを心がけようということです。つまり、ポーズによっては、見ている人の誤解を生んでしまうことも場合によってはあると言うことです。以下はクラスでの添削例です。

アニメーションとしてはとても良くできていましたが、細かい部分で、一部ポーズのシルエットが少しだけ分かりにくくなっていました。この場合は特に足の部分が見せたい部分ではなく、 ポーズのポイントは両手だと思います。ただし、足の部分が隠れてしまって、見ている人に誤解を生んでしまう可能性があります。その場合には、見ている人に対して、

ちゃんと足は裏側にあります、腰のひねり具合はこんな感じです!

と見ている人に誤解を与えないように、足がここにあるという手がかりを見せるのが大事になってきます。 見ている人が違和感を持ってしまうと、その時間数秒でも見ている人のストーリーへの集中力を切ってしまいます。

シルエットに関しては、基礎編の記事もあるので、そちらも読んで貰えたらうれしいです!ネガティブスペースというとても大切なシルエットの考え方についても書いています!

CGアニメーター向け すぐに使えるメモ4(シルエットについて)

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