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CGアニメーター向けすぐに使えるメモ44(ブレークについて)

こんにちわ、海外でCGアニメーターをやっている若杉(@ryowaks)です。

重力や体重などの”力を感じる”ポーズを作りたい

という人の為に、今回はポーズを作る上で役に立つブレークというものについて書いてみようと思います。ブレークというのは、言葉の通り、”一つのある流れを壊す/折る”という感じです。キャラクターのポーズの場合は基本的には、ブレークのない流れるようなデザインにしたほうが人間らしさ動物らしさが表現出来るのですが、力を入れていたり、体の重さが体にかかっていたり、状況によってはあえてこのブレークを入れる事で力を感じる表現をすることが出来ます。

ブレーク
ポーズを作るときに、体の中であえて角度をつけて曲げる事をいいます。

ポーズのブレークは体のいたるところで表現することが出来るのですが、使った方がいい状況というのがいくつかあるので、ひとつづつ紹介していきたいと思います。

座りポーズのブレーク

例えばキャラクターが座っていたとします。どちらのポーズでもニュアンスよっては成立しますが、右のポーズの方が、背中からのラインが地面の部分でブレークするので体の重さが伝わります。背中から骨盤のかけての流れは左のポーズの方が綺麗で柔らかい印象がありますが、ブレークが無いので、座った時に体重が地面に押して行く力が伝わりづらいです。

壁に手をつくポーズのブレーク

キャラクターが壁に手をついているポーズなども、同じです。壁に体重をあずけて手をついているポーズを作るときも、手首の角度を90°近くまで曲げることで、力が入って曲がっているような印象を作ることができます。座ったポーズも同じですが、ブレークを入れるポイントは、重力や体重など力が向かう方向に対して垂直にブレークを入れると力が入った感じが正確に伝わります。

机を叩く時の肘のブレーク

またブレークを作ることでポーズの印象自体にも影響が出てきます。ブレークをしっかり作った方が(特に直角)力強い印象のポーズになります。机を叩くなどのアクションの場合には直角の方が力強い印象のポーズになります。

手首のブレークと緊張

手首のブレークの有無は、ポーズの緊張(力が入っている)と緩和(力が抜けている)にも影響が出てくるので、例えば、全体的に力が入ったポーズなら、手首もブレークする、、、など全体の印象に合わせて手首をブレーク するかどうか決めるのも効果的です。

CGアニメーター向けすぐに使えるメモ6(緊張と緩和)

読んでいただきまして、ありがとうございました!少しでもお役に立てていたらシェアしてもらえると嬉しいです。

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