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CGアニメーター向けすぐに使えるメモ51(力が入ったポーズ)

海外の映画スタジオでCGアニメーターをやっている若杉です。

キャラクターのポーズを作る時に力が入った感じをしっかり表現できるようになりたい!

という人の為に、今回は力が入ったポーズを作る時に個人的に気を付けているポイントと、優先的に見ているポイントについてお話しようと思います。ひとえに力が入ったポーズを作ると言っても、ポーズを見るときに”絶対にここだけは最初にチェックする部分” というのがあります。

そもそも力が入った感じを表現しないといけないのは、感情のレベルが高まった時のポーズです。緊張感や、 興奮した感情が高まった時には、体に力が入ると説得力のあるポーズが作れます。また逆に、キャラクターが落ち込んでいたり、リラックスしている時には、体の力が抜けると説得力が出てきます。

それでは実際に力が入ったポーズを作る時に特に気を付けた方がいい部分をひとつづつ紹介します。

①眉と目のデザイン

眉毛は下に下がって力が入るパターンと、上に広がって 力が入る時と両方のパターンがあります。眉と目のデザインは基本的に同じ方向になります。同じ方向というのは、眉が下がるとまぶたも下がるというイメージです。また、眉毛を下げて目を見開くという事も人体構造的に無理があるので要注意です。

目に関しては、黒目と白目も割合もとても大事な要素 になります。黒目の周りにしっかり白目の部分が見えると 力の入った目になります。

②肩の上下

肩は特に全身の力のはいり具合を表現するのに、とてもわかりやすく便利に使えるパーツです。 特に気を付けて欲しいのは、肩を思い切り上げると、首と肩の間のスペースがなくなります。CGのキャラクターの 場合、肩を上げてもこの部分のスペースが空いたままのポーズをよく見るので気を付けてみてください。(ここのスペースのことをネガティブスペースといいます。)

③指先のポーズ

指先はとても表現力が豊かなので、おろそかにしないようにしましょう。力が入っているかどうかは、握りしめる パターンがとてもわかりやすいですが、指がピンと反るように まっすぐに伸びているパターンでも力が入った表現が出来ます。また手首の角度によっても、指先に力が入っているかどうか見え方が変わってしまうので、注意を払っておきます。

力が入ったポーズに関しては、緊張と緩和について書いた記事も参考にしてもらえるともっと理解を深めてもらえるかなと思います!

CGアニメーター向けすぐに使えるメモ6(緊張と緩和)

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