④ こんな人にオススメ
手描きのアニメーションとは違って、キャラクターをいろんな角度から描けるような 絵の技術は求められません。(描けたらもちろんプラスにはなります!)なので、実は絵が描けないCGアニメーターも意外と沢山います。その代わりに、絵がかけない人は演技のアイディアが良かったり、動きのタイミングを作るセンスがあったりします。また、絵は描けないけど、コンピュータの中で良いポーズを作るのは得意だという人もいます。
プロのアニメーターは、それぞれいろんな面で秀でた才能を発揮して活躍しています。個人的にアニメーションの仕事はいろいろ違った才能を発揮出来る仕事だと思っています。絵が(ものすごい)描けなくても大丈夫なので、その分活躍出来る幅は 広いと思います。
また僕らの仕事の根幹にあるのは、どうしたら見ている人に共感してもらえるか?なので、充実した楽しいプライベートな時間を過ごすことも大事です。本当の世界の楽しさを知らないアニメーターは、アニメーションの中で、見ている人がちゃんと共感出来るような楽しさを表現するのは難しいと思います!
人に話を伝える・考える事が好き、人間の動きを観察するのが好き、人と話すのが好き、もちろん、絵を描くのが好きな人にもオススメの仕事です!
ただし、アートの仕事はなろうと思ってなるべきではなくて、好きでやっていたら仕事になったというのが本来あるべきだと思います。矛盾するようですが、アニメーターになりたければ、アニメーションを好きになりましょう、もしくは好きでいる努力をしましょう。
これをやらないと、、、 あれをやらないと、、、よりも、自分の興味のあることや好きなことを大事にして情熱と力を注いで行ってください。
どうしてもCGアニメーターになりたくて、中・高校生のうちからなにか出来ることを知りたいという人は、スケッチブックを持って街に出て絵を沢山描きましょう!きっと将来役に立ちますよ。
今まで芸術は趣味の程度で抑えておこうと考えていましたけど、今回の若杉さんの話を読んで3DCGアニメーションの世界に飛び込んで行っていいのだと改めて確信が持てました。ありがとうございました( ´・∀・`)
コメントくれてありがとうございます!!そう言ってもらえるとうれしいです!!