② CGアニメーションの仕事の流れ
ここではCGアニメーションの仕事の流れの話をしようと思いますが、これはどんな業界でどんなCGアニメーションの仕事をしているか?で変わって来ると思うので、今回は海外の映画スタジオでの今の仕事の流れを書こうと思います。
という流れです。
キックオフというのは、自分の担当のアニメーションのストーリーの流れや前後関係、キャラクターがどういう気持ちでどういう動きをしたらいいのかを監督から直接聞くことです。このキックオフを参考にアニメーターはどんな動きにするか考え始めます。
ちなみにつける動きの種類は大きく分けて、アクションとアクティング(演技)があります。プロジェクトと業界によりますが、基本的にはアニメーターは両方とも出来る事が求められます。ここは人によって得意分野があったり、好みがあったりします。
実際に動きをつけ始めたら、上司のアニメーターや監督に途中経過を見せながら(リビュー)色々と意見を聞きながら進めていきます。アニメーションの長さによりますが、3秒くらいのアニメーションでもフレームに換算すると72フレームもあるので、1週間くらいかけるときもあります。(これは他のスタジオではもっともっと短かったりします、、、)
そして最後に監督からOKが出たら自分たちの仕事は終わりで、次の部署に作ったアニメーションを渡すわけです。
今まで芸術は趣味の程度で抑えておこうと考えていましたけど、今回の若杉さんの話を読んで3DCGアニメーションの世界に飛び込んで行っていいのだと改めて確信が持てました。ありがとうございました( ´・∀・`)
コメントくれてありがとうございます!!そう言ってもらえるとうれしいです!!