こんにちわ、海外でCGアニメーターをやっている若杉(@ryowaks)です。
皆さんは東京ディズニーランドと言ったらなんのアトラクションを思い浮かべますか?僕はもちろんスプラッシュマウンテンも好きですが、エリアの世界観の作り込みも含めるとやっぱりウエスタンランドのビッグサンダーマウンテンも捨てがたいんですよねー
夕陽に照らされるビッグサンダーマウンテンとか世界観とマッチしていて本当情緒ありますよね。
ビッグサンダーマイニングカンパニー
今回はそんなビッグサンダーマウンテンのストーリーについて書いてみようと思います。このアトラクションはとても人気のアトラクションのひとつですが、このアトラクションのストーリーって本当に知っていますか?
そもそもこのビッグサンダーマウンテンというのは、実は、ビッグサンダーマイニングカンパニーという鉱山会社の採掘場だったんですね。時代設定としては、1848年ごろのゴールドラッシュの時代で、金塊を求めて採掘をする開拓者がたくさんいたんです。ビッグサンダーマイニングカンパニーはその開拓者たちの会社のひとつだったんです。
実はよく見ていると、ビッグサンダーマイニングカンパニーという表記はいたるところにあるんですよ。
鉱山列車の秘密
舞台設定としてはそんな感じで、では肝心のこのアトラクションのストーリーはどうなっているのかと言うと、実はストーリーの手がかりは乗り物自体に隠されていたりします。
乗り物を見て皆さん何か気づくことはないですか?
そうなんです。この列車、運転席があるのにそこに乗れないんですよ。
ここ意外とスルーしがちですが、子供向けのテーマパークなのに、アトラクションで運転席があるのに運転席に乗れないってちょっと違和感ありますよね。子供だったら絶対運転席乗りたいじゃないですか?笑(ディズニーシーのインディージョーンズのアトラクションだって運転席あって乗れますよね。)
乗り物の構造的に運転席に乗せられないんじゃないですか?
と言う人もいるかもしれないです。じゃ仮に乗り物の構造的に運転席に乗せられないなら、世界観とストーリーを細かく作り込むディズニーなら、少なくとも中が見えないような窓を作って中に運転手がいるってことにした方が自然じゃないですか?どうして運転席に乗れないのにわざわざ運転席開けているんですかね?
実はここがストーリーの大事なポイントになっているんですね。
実はこの列車、、、無人の暴走列車という設定なんです!!だから運転席あるのに運転席は空けてあるんですね!!
実はゴールドラッシュの時代に、開拓者がここビッグサンダーマウンテンで採掘を始めた際に、先住民たちは、
「ビックサンダー・マウンテンは精霊や神々が住む山であり、昔から超自然的な力が存在するため、うかつに掘り続ければ災いが起こる」
と開拓者たちに警告していたらしいんですね。開拓者たちはそんな先住民たちの警告を無視し続けて掘り続けたのですが、そのうち鉱山で謎の事故が多発するようになりました。そしてついには無人の鉱山列車が暴走しているという噂までたつようになり、開拓者たちはビッグサンダーマウンテンから立ち去っていってしまった、、、という話です。
読んで頂いてありがとうございました。
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