こんにちは海外でハリウッド映画のCGアニメーターをやっている若杉(@ryowaks)です。
今日もよく聞かれる質問について記事でまとめてみたいと思います。ちょっと長くなります。
質問内容は、、、
将来CGクリエイターになりたいのですが、学校に行って勉強したほうがいいですか?
僕自身は日本の大学を出て、それからサンフランシスコの美大に進学しています。
この記事はそんな僕の経験と、いろいろなところで学校の先生方、学生さんから聞いた話を元に書いています。
先に言っておくと「結局僕らがやっているオンラインスクール、アニメーションエイド取ろう!」っていう結論で最後にリンクが貼ってあるようなオチではないので安心して読み進めてください。笑
公平に僕の意見を書いて行きたいと思っています。
今回の記事は、、、
- 将来クリエイターになりたい高校生
- 専門学校に通っているけど卒業後進学したほうがいいか迷っている
- 将来海外で仕事がしたくて、海外で勉強した方がいいのか悩んでいる
- 大学や社会人で今からクリエイターを目指したい方
のような方に向けて書いてみようと思います。
学校に行くべきか?
結論をいうと、学校には「通えるなら絶対に通ったほうがいい」というのが僕の結論です。
学校というとみなさんがよく考えるのは、「カリキュラムやいい先生がいるのかどうか?」みたいなことだと思うのですが、勉強するときに圧倒的に必要なのは一緒に勉強する仲間だと思います。
(僕らのオンラインスクールでもそういう意味で一対一で教えたりは基本的にやっていません)
知識だけではなく、一緒に勉強する仲間がいることでモチベーションも高く保てて、さらにその環境をうまくつかえるようになると、その仲間から学ぶこともたくさんあります。
実際に僕の場合は、アカデミーオブアートユニバーシティ(以下AAU)というサンフランシスコの美大出身です。
確かにとてもいいアニメーションのクラスもありましたし、ピクサーも近くて色々貴重な経験もさせてもらいました。
ただ、一番勉強になったのは、一緒に学校でアニメーションを勉強していたそのときの同級生からの指摘やアドバイスだったりします。
アニメーションの勉強でとても大事なのは、自分の作品をいかに客観的にみれるか?だと思っています。
でも、これは個人的に必ずしも学校の先生である必要はなくて、
(客観的にみたあとどのように改善すればいいのか?のやり方に関してはプロの目線が必要だと思いますが、)
同級生や友達に見てもらったり、意見交換するだけでも全然いいと思います。
客観的に見れるというのは、冷静に判断できる、良し悪しが判断できる「目」が大事になってくるということです。
技術の前に目が大事になってくるんですね。
そういう理由で、学校には「通えるなら絶対に通ったほうがいい」というのが僕の結論 になります。
ちなみに補足しておくと、通えるなら通ったほうがいいということは、「必ずしも学校に通わなくても、クリエイターになることは可能」と思っています。
オンラインスクールの話をするときにもう少し詳しく話します。ちなみに僕も一番最初のCGの勉強は独学からはじめました。
ではここからさらに専門学校、大学、海外の学校、オンラインスクールにわけて解説していこう思います。
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